Know-How ノウハウ

率直ってすごい_524

2025.05.16

おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

昨日出張先のホテルで珍しくTVを観ていました。
というのも、林修先生の初耳学に大好きな桑田佳祐さんが出演されるから、です。

どれくらい桑田さんとかサザンが好きか、という話しは置いておきますが、その時の桑田さんの言葉で刺さる言葉があったので共有します。

多分、「どうやって作詞しているんですか?」みたい話の時です。
その時、桑田さんが話されていたのはこんなことでした。
「作詞の時は心に浮かんだものをそのまま使うようにしています。無意識に出てくるものを大事にしている。というよりも作詞の時にこんな風に伝わればいいな、みたいに何かを企み始めると伝わらない。無意識な言葉が結局は伝わるんです。」
みたいな話だったんです。

確かに桑田さんの歌詞や曲はものすごくメッセージが刺さる。それは無意識で率直な言葉だから。
言い換えると、心からでてきた言葉だから、とも言えます。

これって、仕事の時も一緒だな、と思いました。
私たち管理職は部下に対して色々なフィードバックをします。
でも、それも率直に伝える方が刺さるんです。(勿論激怒とかはNGですが)
というのも、こちらの感情が伝わるから、なんだと思うし、なんの装飾もないから、です。(言い回しは気を付けないといけないですけど)
逆に、「こういう気づきを与えよう」みたいに企むとなんか誘導みたいになってしまい、相手が警戒してしまいます。

私はフィードバックを与えるときは、小さな事実を「ぽろっ」と伝えることを大事にしています。
目に見えたものや感じたことをそのまま伝える感じです。相手の反応をコントロールしようとは思っていません。
勿論、褒める目的は、良い行動の習慣化、です。
なので、そうなってくれないと困ります。でも、そこに誘導しようとは思っていなくて、相手が気づいてくれればよい、と思っています。
でも、振り返ってみるとそれが一番刺さっているなとも実感しています。

シンプルかつ心からでた言葉ってパワフルなんだと思います。

とここまで書きながらもう一つ感じたこと。
それは、相手に何かを指摘する時に、パワハラと捉えられそうな、怒る、というのは基本しない、というスキルは身に着けておかないといけないとも思いました。

でも、ネガティブなフィードバックする時も一緒です。
小さい事実を伝える。見えたこと、感じたことを「ぽろっっ」と伝えるだけ。
そこに怒りの感情はのっけない。

そのシンプルさが相手に深く刺さっていくのです。
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     「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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