【読了】『失敗図鑑』
2020.05.03
Amazonのプライムリーディングで何となく読み始めたけど。。。
子供向けの本でした。でも内容はちゃんとしている。
タイトルの通り世界の偉人たちがどんな失敗をしてきたかが沢山紹介されている。
孔子とか野口英世とかライト兄弟とか。
歴史とか国語で学んできた偉人たちは大体どえらい失敗してますよ、という話。
本書で伝えたいことは、失敗は失敗でいい。失敗と言うことを発見したんだし、それを次に生かせばいいのよ、という極めて前向きなメッセージ。
まあ、その辺は重々承知なのですが、大人の私が読むと「偉人って変人ばかりやな」ということ。(めっさ褒めてます)
つまり、周りに何を言われようが自分の道を進む。
勿論その過程で人を傷つけたり裏切ったりしたらだめ。だから失敗しているわけです。(野口英世なんてひどいもんです)
ただ、周りからどう見られるのかを気にしない、というのは大事だと思う。
私は子供の時から常にいい子でいたいと思っていたし、人と同じが良いことだと思っていました。
だから人と違う部分を見つけるとそれがそのまま「劣っている」というコンプレックスに直結。
結構卑屈だったんです。でも、卑屈な自分も嫌だから虚勢をはる。
そんな人生を38歳くらいまで続けていました。(結構最近!!)
でも、自分は自分でいいと始めて思えるようになったら生きるのがだいぶ楽にも待ったし楽しくもなりました。
自分の生きる道を見つけることができたのもそのパラダイムシフトが大きかったと思います。
自分の子供には是非伸び伸びと生きて欲しいですね。