礼は品格?_577
2025.11.25
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
先日時間調整のため、某マクドでコーヒーを飲んでいました。
アップルパイも食べたことは内緒です。
仕事もしたかったのでコンセントがあるカウンター席にいたのですが、私の隣には、スーツ姿の男性がPCで作業をされていました。
お忙しいようで色々なところに電話をし、また、電話もかかってきている。
話の様子から管理職の方っぽいのですが、その電話がとても素敵でした。
部下の方に色々電話して確認しているのですが、
「あ、〇〇(この人の名前)だけど、今大丈夫。▲▲の件だけど・・・。」
と話をはじめ確認が済んだら、
「了解、ありがとうね。」
と電話を切っていました。
何が素敵なのか。
まず、言葉が丁寧であること。多少フランクさはあるものの丁寧で綺麗な言葉を使っているのが印象的でした。
2つ目は明るい雰囲気だという事。笑顔で話しているので、電話口の印象がとても明るいです。
3つ目はお礼で終わっている事。「ありがとう。」で電話を締めている。
一見当たり前の事に聞こえます。
でも、部下相手にこんなに丁寧に対応するるんだ、と感心しました。
私が横にいる間に何人かに電話しているのですが、その中の一人が何かの確認を漏らしたような話をしていたんです。
その確認漏れに対しては「それはまずいよね」と言いつつも、「いつできる?」と聞き再度納期を設定されていました。
でも、その時も最後は「ありがとう」なんです。
上司と部下それぞれの関係性がありますので、色々なやり取りの仕方があっていいと思います。
でも、上司だから偉そうにしていいわけじゃないし横柄な態度をとっていいわけじゃない。
丁寧にすることだけが正解ではありませんが、でも、気持ちの良いやり取りをすることは大事だと思います。
だって、そのやりとりの仕方がその後の部下のパフォーマンスに関わるから、です。気持ちの問題、ですね。
「勢力」という言葉があります。
これは立場上なんらかの上下関係がある時に、下の立場の人が自然と上の立場の方から圧を感じている、という力学です。
つまり、上司部下の関係って、上司にその気がなくても自然と部下が圧を感じているんです。
という事を前提にするならば、部下とのやり取りは気を付けないといけません。
気持ちの良いやり取りをし、気持ちよく仕事に向かってもらう。
それもまた一つの、部下支援なのだと思います。
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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