Know-How ノウハウ

利き腕じゃないほう?_581

2025.12.09

おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

私は仕事柄(?)同業の会社を経営している社長さんや顧客企業の社長さんと色々話を聞く機会があったりします。
それらの機会はとても大事で、情報交換は勿論ですが、良い刺激をもらえる、という意味でも素敵な機会だな、と感じています。

ここでいう「良い刺激」というのは、「なんか勇気もらえた。おっしゃ、俺も頑張ろう!」という刺激もありますが、もう一つは「やばい、もっと勉強しないと・・・。」みたいな危機感めいたものもあります。

でも、最近は2つ目の、「もっと勉強せねば」みたいな刺激が多いです。

そんなモリカワ。比較的勉強はしているほうだと思っています。
コーチングの勉強会も素晴らしい学びですし、日々の読書も素晴らしい学びです。そしてまあまあのボリューム読んでいます。
そういった意味で自分は学び続けている大人だ、という自負はあったんです。

なんですけどね・・・。

最近気づいたことがありまして。
何かというと、利き腕の学びばかりしているな、ということ。
利き腕、つまり、得意な方とか好きな方、みたいなイメージです。
逆に言えば利き腕じゃないほうの学びは怠っているな、と気づかされることが最近多かった。

具体的に言うと3つあって、
1つ目はHR領域のDXについて。
2つ目はAIの自社への活用。
3つ目は労働法規のアップデート。
です。

DXについては自身が企業人事じゃなくなったので、学ぶ機会がなくなった、というよりも学ぶ必要がなくなってしまいました。
でも、顧客企業ではここもある一定数課題を抱えているケースが多い。
私はDXの専門家ではありませんのでDXを推進することはできません。
でも、何が起きているか、もう少し興味を持って知りにいかないといかんな、と最近痛感しました。
AIに関してはチャッピーと友達になり、ある程度は触っているし活用もしています。
でも、それはあくまで自分の仕事のスピードアップのためでしかありません。
もっと事業の本質的な課題を解決する活用法。例えば営業に関してとかもっと考えるべきことはあるんです。
その辺の勉強を怠っていたなと気づかされました。
労働法規は、アップデートもそうですがそもそも若干忘れ気味かも、ということ。
もっと判例や事例に触れ、どのような事象に対してどのような法解釈がなされているのか、を勉強しないといかんな、と思いました。

企業人事時代は自称社長の右腕だったので、人事領域で事業をどう支えるかを考えていました。
だから上記の事も必然的に学び、検討していたんです。
でも、人材開発を推進する会社を経営する側になったら、気が付いたら人材開発オタクになっていて、視野が狭くなっていたのかも、とか思いました。

勿論学んだから弊社の売上が上がるわけではありません。
大事なことは学び続けること。
そして利き腕じゃない方も意図的に学び続けること。
それが明日の未来を作るひとかけらになるはずです。

学び続けるおっさん!!
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     「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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