先を見据えて、だけじゃない?_573
2025.11.11
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
先日友人と二人で乗鞍スカイラインにヒルクライムに行ってきました。
はい。ロードバイクで登ります。自転車です。山頂は標高約2700メートル。
1200メートルのところから登るにしても、そりゃあ、しんどいです。
しかも休憩できる箇所は全くなく、ひたすら登り。しかも勾配もきつい。
この日は霧も出ていて、冗談抜きで全く先が見えませんでした。
そう、見通しが立たないんです。
登れど登れどひたすら登り。
もうここで坂一旦終わるやろ?と毎回思いますが、その先にまた上り坂が待っている。
久しぶりにハートが折れそうになりました。
霧のため見通しが全く立たないこともかなりメンタルにダメージを与えたと思います。
頼りになるのはサイクルコンピューターに表示されている数字だけ。
今標高何メートルなのかがわかるので、あと大体何メートル登るのかの計算はできます。
スタートから何キロ走ったかもわかるので、残りの距離もざっくりですが見通しは立ちます。
でも、正直しんどかったです。
ただ、登りながら思ったのは、「とにかく登るしかない」ということ。
残りがどれくらいあるかはわからない。
でも、遅くても登り続けているれば絶対に終わる。
だからひたすら目の前を見ながら登るしかない。
そんな気持ちでペダルを漕いでいました。
勿論登り続けていれば山頂はやってきて、無事登りきることができました。
これ、仕事でも一緒だな、と思いながら漕いでいたんです。
少しだけ私のダメなところをお伝えすると、実は私、PDCAの「P」が苦手なんです。
目標設定とその達成の行動計画を策定するのが昔から苦手。コンサル会社にいたくせに。
勿論仕事で必要なのである程度はできるようにはなっていますが、得意か不得意かと言われれば、不得意。
好きか嫌いかと言われれば嫌いです。
その一方で「Do」は大好きです。
とにかくやる。徹底的にやる。これは大好きなんです。
仕事をしているとゴールから逆算して考えよう、というシーンは結構あります。
でも、一方でゴール設定ができない時もあるし、そのゴールを見失ってしまう事もあります。
何のためにやっているのか?目的がわからなくなることも正直あります。
でも、そんな時は「Do」の力が活きてきます。
よくわからない。
でも、前に進んでみよう。
進めば何かが見えてくるはず。
そう信じて一歩ずつ進むこと。
これがエネルギーになる時も結構ありました。
目標が高すぎる時。
仕事量が膨大すぎる時。
なんかわからないけど頭が真っ白な時。
目指している場所が果てしなすぎる時。
そんな時は是非、とにかく一歩ずつ進んでみる。
そうするとなんやかんやでたどり着けるのです。
人事時代の採用活動はまさにそれでした。
勿論採用目標を決め、そこから逆算して活動量を決め、行動計画を作り、実行していきます。
でもね。
6月に恐ろしく内定辞退されるんです。正直心も落ち込みます。
夏以降なんて予定通りに集客はできません。
反応率も計算できなくなってきます。
でも、やるしかないんです。
だから説明会の参加が1人でもやるし、内定式が終わってからも目標採用数を充足するために動き続けます。
でも、全力で動き続けていればなんやかんやでなんとかなるんです。
大事なことは歩みを止めない事。
とかヒルクライムしながら思い出していました。
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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