相手を知りに行く効果とは?_605
2026.03.10
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
私は人事支援の一環で、その会社で働いている管理職の皆様にヒアリングをする機会が結構あります。
ただ、特にお困りごとを聞いている、という事はほとんどなく、大体聞いているのはその人の歴史ややっているお仕事内容です。
なので、私が投げる質問は大体、
「どんなきかっけで御社に入ったんですか?」
「入ってみてどうですか?」
「今どんなお仕事されているのですか?」
「それってどうなんですか?」
みたいな質問をしつつ、相手の話をもっと具体的に聞いていく。それだけです。
でも実はそれだけで楽々1時間は経ってしまいます。
そして何より、相手の事がより理解できるので、シンプルに私が楽しくて嬉しくなっちゃいます。
そして何となく、相手の方との距離感も縮んだように感じます。
私は仕事柄一応、「講師」であったり、「コンサル」みたいな肩書?職種??で呼ばれることが多いです。
でも、実は私が何かを教えている割合なんてほんの少しなのかもな、とか感じることが多いです。
上記のヒアリングなんてまさしくそう。
逆に「教えて、教えて」という感じです。
でも、この「知りに行く」とか「教えてもらう」という姿勢は結構仕事の中では大事なんだろうな、と感じています。
例えば最近はやりの1ON1。上司と部下との10分程度の対話の時間を意図的にとる会社が本当に増えました。
でも、この時上司側が「何かを解決してやろう」とか「悩みを引き出そう」とか思っていると、その1ON1は間違いなく失敗します。
だって、部下側からすると、楽しい時間じゃないし、別に今何も困ってません、という人が大半だからです。
つまり、必要ない時間になってしまう。
そしてその微妙な空気は上司側にも伝わり、結果「やりたくないよね」となって頓挫しちゃう。
先にお伝えすると、1ON1ってものすごく大事なんです。効果もある。でも、それはあくまで「正しく行えば」です。
大事なことは「部下の事を知ろう」という気持ちです。
何かを解決する時間じゃない。
今週1週間、どんなことがあったの?を聞くだけでいいんです。
「今週はどんな一週間だった?」
これだけです。
そして相手が話したい話をひたすら興味をもって聞く。
どんな出来事がったのか?それをどう感じたのか?それだけです。
だって、ラブラブ新婚カップルは大体帰宅後、「お疲れ様。今日はどうだった?」と聞くところから始まるじゃないですか!
そしてそれを知れることが嬉しくて幸せ、みたいな感じですよね?
自分が知らない趣味の話になったら、質問するじゃないですか?
「それ、もう少し教えてよ」
そしたら嬉しそうに話してくれますよ。
それだけでいいのに、無理やり課題を発見させようとしたりするから、つまらない時間になっちゃう。
上司と部下の距離感が少しずつ縮まるだけで私は仕事は上手くいくと思っています。
楽しくなるから、です。
でも、その距離感は相互理解を深めていくしか縮まりようがない。
知りに行く。教えてもらう。それだけでいい。
教える必要も解決する必要もないんです。(それが必要な時は相手から言ってきますよ)
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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