【読了】『この夏の星を見る 上・下』
2026.01.01

上下巻一気読みしました。
コロナで様々な機会を奪われた中高生が小さくも大きな一歩を踏み出した話。
スターキャッチコンテスト、というものを通じて、東京の中学生、高校生、茨城の高校生、長崎五島の高校生がオンラインでつながり、遠く離れているけど同じ星空を、一緒に創った望遠鏡で見て、星を探す、というコンテスト。
元々は茨城の高校生の発案で五島の天文台に広がり、その活動を東京の中学生が見つけ参加。その知り合いの高校生も参加、という形で広がりスタート。
下巻になるとその広がりも大きくなる。でも、感動するのは上巻の方かな。
それぞれの学校にメインとなる生徒がいるわけだけど、元々そないに人を巻き込む力があるわけでもなく、しかもコロナで色々なことができない、という制約まみれ。
つまり、言い訳もしやすい状況。
でも、ほんの小さな一歩を踏み出すことで、その活動に前向きになり、主体性を発揮し始める。その変化の様が読みながらキラキラしていて、涙がでてきます。
人ってすごい。と感じちゃう。
主体性とは、自分で考え選択し行動すること。
でも、小さなことで良い。
その小さなことから影響が拡がり始め周りを巻き込んでいく。
そうしている間に自分が夢中になっている。
その夢中さがまた周りに影響を与えていく。
主体性って社会人基礎力の中で最も重要と言われているけど、実は小さなことから出十分なんだと、改めて認識させられました。
そして制約条件まみれのコロナの時代に、それでも自分たちのできることに集中することで周りも、大人も巻き込んでいく。
読んでいてぞくぞくします。
