おはようございます！
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

先日仕事で人形町に行く機会があったのですが、時間は丁度お昼前。
これは行くしかない。
人形町で大好きなお店の一つ「おが和」さん。
ここはランチに焼き鳥重を出しているのですが、それが絶品なのです。
ただ、超並ぶ・・・。
並ぶこと、待つことが極度に嫌いなモリカワ。
だって、万博言っても並ぶパビリオンには一切近づかないくらい。

ですが、この日は違いました。
朝から。いや、前日の夜から「明日のランチはおが和さん」と決めていたので、覚悟を決めていきました。
開店は１１：２５なのですが、お店には１０：５０に到着。でも、その時点ですでに12人待ち。
とにかく並ぶ。その間に思案。
「この店、何席あったっけ？１階はカウンターだけだけど、確か２階にも席があったはず。であれば１３番目の自分でも１巡目で入れるか？」
とか思っていましたが、結局私の前の２人組の手前で１巡目が入店完了。
そう。１０席しかないわけです。
そして結局待つことトータル１時間。１１：５０分に入店しお待ちかねの焼き鳥重にありつけました。

という話なのですが、入店したとき自分で思ったんです。
「なんで１時間も待てたんだろう？」
繰り返しになりますが、待つことも並ぶことも大嫌いです。
だから遊びに行くのもほとんど平日です。
でも、今回は待った。
それは、前日から「並んででもおが和さん」と決めていたから。
自分で決めたら待てるんです。何気に少し感心しちゃいました。

これ、意志が強いとかじゃないんです。自分で決めたから。このパワフルさ、なんです。
だから目標は自分で決めないといけないし、何をやるのか？いつやるのかも自分で決めないといけない。
「目標は自分との約束」
「スケジュールは自分とのアポイントメント」
と昔会社でいわれましたがまさにその通り。
意志や意識の高さで行動するわけではなく、「約束」する。自分には誠実でありたいから、その約束を守ろうとするのです。

ただ、ここまで書いてふと思ったこともありました。
これって、損切りできなかっただけなのでは？
私は１時間並ぶことで、１時間という時間を失っています。この間何も生み出していない。
１巡目に入店できなかった時、「でも、２組目だし」とか「折角３０分並んだし」という気持ちがあった事は事実です。
「折角ここまでやったのに」で損切りできなくて、負債しか生み出さない事業から撤退できない事例は結構あります。
資源の効率的な運用を考えるなら、並ばなくて済む店に行き昼ご飯を食べればいい。そうすればこの１時間で別の事ができます。

とも言えるんです。

でもね。
どうしてもおが和さんの焼き鳥重を食べたかった。
そして期待通り大満足だった。

だったらやっぱり１時間待ってよかったと言えるでしょう。

失った１時間＜焼き鳥重の満足感

本人の納得感が大事です。

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　　　　　「おもろく学び　おもろく働く」
■株式会社学庵（manabi-an)　代表取締役　森川　宗貴
■ACC（国際コーチング連盟認定コーチ）
■CDA（Career Development Adviser）
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