巻き込む力の大前提_565
2025.10.14
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
社会人基礎力の中にも入っている、「巻き込む力」。
正直基礎なのか?とも思わなくはないくらい何気に難易度が高い仕事のスキルだと思います。
ただ、この巻き込む力ってテクニックじゃないよな、とやはり思います。
勿論スキル的な部分もあるからこそ、「巻き込み力強化研修」を弊社でも実施することは多いです。
でも、実はその根っこはスキル云々ではないとも思っています。
先日ある企業様で管理職向けの研修に登壇していました。2回シリーズの2回目。
その企業様はこういった形で研修を実施するのは初めてとの事なのですが、ものすごく関心したことがあります。
1つ目は、事務局の方の本気度が伝わってくる、ということ。
どの部分で感じたかというと、事前の打ち合わせの時の、プログラムへのリクエストが多い、という事。
2つ目は事前準備が恐ろしく万端だという事。
そして3つ目は事務局の方も参加者として参加していること。
しっかりと準備をする事+自身も体験しにいく。
勿論事務局の上司の方も2日間ともフルでオブザーブされていました。
2つ目はトップの方の本気度が伝わってくること。
2日間とも社長様が参加者向けにメッセージを贈り、かつ、フルでオブザーブされていました。
2日目の後の懇親会では積極的に参加者さんと交流されている姿も印象的でした。
ここまですれば間違いなくその本気度は参加者に伝播し、恐ろしく積極的な参加姿勢になります。
つまり、その本気度を「見せつける」という事が大事なんです。
そもそも本気かどうか、が一番大事です。
でも、中にはそれが伝わらない企業様もあります。
事務局の方がオブザーブすらしない。
集客にコミットしない。
参加者への過度の遠慮、等。
本気って仕事への誠実さなんです。
たまたま研修の話をしていますが、すべての仕事において同じことは言えます。
仕事に誠実に、本気で向き合っている姿を見れば、間違いなく自然と手を貸します。
でも、てきとうにやっている姿を見てしまえば、手を貸すことはありません。
仕事は人と人とが創り上げるもの。
その土台は本気度、誠実さ。
という事を改めて学ばせてもらいました。
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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