エンゲージメントを上げるには?_560
2025.09.26
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
つい昨日ある企業様で「エンゲージメントワークショップ」という研修に登壇していました。
エンゲージメントとは従業員が会社に対して愛着だったり働き甲斐だったり誇りだったり、をどれくらい持っているか?をアンケート形式で数値化して分析するもの。
エンゲージが「従事する」なので、愛社精神に近いです。
その企業様はエンゲージメントサーベイを実施し、部署ごとに対策を考えよう、という意図でその場がありました。
人的資本経営とかも言われているので、会社経営の中でも重要な要素ではあります。
でも、別にこれ最近の流行とかじゃなくて昔から大事だよね、と言われているものでもあります。
そもそも管理職は3つの目標を追わなければいけません。
1つ目は業績目標。これ達成しなければ当然会社全体も未達になりますので、「必達」です。
2つ目は人材育成目標。人は放っておいても育たない。そして社員が育たなければ仕事も育たないし進化もしない。
何気に超重要な目標です。
そして3つ目は組織風土目標。
どんな風土のチームにするのか?を明確に目標設定し、メンバーに共有し、みんなでそこに向かわなければそういう風土にはなりません。
つまり、「意図」が大事なんです。
そして人材育成も組織風土もエンゲージメントに直結します。
そしてエンゲージメントの低下はそのまま社員のパフォーマンスの低下につながり、当然事業は立ち行かなくなります。
だから各社とも必死に取り組んでいるのだと思います。
ただ、実はエンゲージメントの向上って大手術とかする必要はあまりなく(一部ありますが)、日ごろの小さな行動を変えるだけで職場の空気は変化します。
本日ある企業様で管理職研修に登壇していました。
3回シリーズの2回目。
1回目の研修の最後に各自で1週間毎に何に取り組むのか?のスモールステップを決めてもらっています。
で、実際にやってみてどうだった?という振り返りから2回目の研修がスタートするのですが、その時こんな話がありました。
「自分から部下に挨拶したり、相手の名前をちゃんと呼んだり、顔を見て返事をしただけで、相手の反応が変わったし、職場の空気も変わりました。」
そう。それだけです。
でも、たったそれだけで空気は変わります。
何が言いたいかというと、小さな行動の変化ってものすごい大きな変化につながる、ということ。
勿論組織的に制度面などでエンゲージメントを高める工夫だったり、管理職を支える仕組みだったりを構築することも必要です。
でも、実は一番手っ取り早いのは、管理職自ら小さな変化を起こすこと。
管理職が笑顔でいればその職場は笑顔が絶えない職場になります。
管理職がポジティブワードを使えば皆もポジティブワードを使うようになり、空気は前向きになります。
管理職が何かを学んでいれば、みんなも学ぶことが当たり前のチームになります。
ということを昨日と今日、別々の企業様の研修を実施しながら感じました。
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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