Know-How ノウハウ

ちゃんと伝えるには?_558

2025.09.16

おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

前回(火曜日)のメルマガの続編です。
長野のキャンプ場での出来事を共有します。

長野にソロキャンプに行ったらとても声の大きな男性がいて、その話の内容から感じたことを前回お伝えしました。
が、本当に声が大きい。というかでかい。
サイト中に響き渡っています。彼らの声だけが。

はっきり言って超マナー違反なんです。
パット見熟練キャンパー風なので、余計に残念です。

でも、まあ、波風立てるのも嫌だし、気にしなければいいやと思い、放っておきました。
ただ、他の周りのキャンパーも気にはなっているようで、その男性の近くを通るたびに皆ガン見している。つまり、無言で圧をかけているんです。
でも、当の本人は全く気付かない。

気にしない気にしない・・・。

でも、なんと夜21時になっても終わる気配がない。
キャンプ場のルールとしても「21時以降はサイレントタイム」と明言されているけど、どんどんエスカレートしていく。
勤めていた会社名も大きな声でしゃべり批判も始まっている。

もうだめだ。一言伝えに行こう、と決めました。
でも、その時にふと考えたんです。
明らかに年下の私が伝えると反逆されるのでは?
どのように伝えればいいか?
と思いとどまり思案しました。

そして彼らのそばに近寄っていき、「お兄さん達、お話し中ごめんなさい。声のボリュームをもう少し下げてもらうとありがたいです。もうサイレントタイムだし、ずっとお二人の声だけがサイト中に響き渡っているんです。お話されるのは構いませんが、もう少し静かにお願いできませんか?」とお願いモードで伝えたら、それから静かになりました。

これ、ものすごく丁寧に伝えているんです。
でも、実は私まあまあそのマナー違反っぷりに腹が立っていました。
もしあのぷんぷんモードのまま突入したらもっととげのある言い方になっていたと思います。

大事なことは伝える前に考えること。
考える隙間を空けること。

勿論言わない、という選択もありましたが、それは私はやはりできない。
でも、相手が不快な思いをしないで伝えるにはどう伝えたらいいのか?を考えることができました。

一時停止ボタンってやっぱり大事だよね、と改めて思いました。

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     「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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