臨機応変な対応のためには?_530
2025.06.06
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
アドリブ力、とか言いますが、実はそのアドリブ力を高めるためには大事なポイントがあります。
逆説的になりますが、それは「十分準備をする事」です。
私は定期的にラン友(ランニング友達)とファンランを企画し走っています。
持ち回りで企画をしているのですが、先日の連休最終日は私の担当でした。
私が京都に住んでいることもあって、毎回京都ランを企画しているのですが、何回もやっているので、ややネタ切れな感じもしています。
これまで四方巡りとか、寺社仏閣ランとか、京都大学巡りとかいろいろやってきて、粉起動しようかな~と悩んでいたんです。
でも、色々考え、ランの後に入る銭湯も決め、どこで飲むのかも決め、店を予約し準備万端、でした。
でも実は結構時間かかったんです。企画と準備に。
しかしなんと、当日を迎えると雨・・・。
走るかどうかも危ぶまれましたが天気予報とか雨雲レーダーを見ていると待っていれば雨はやみそう。
結局しばらく待機することになりました。
待つこと45分。雨も上がり走れそう。
なのですが、45分待機したことで、予定していたコースは走れなさそう。(夜ごはんの店の予約に間に合わないかもしれないから)そして雨が降ったので、元々走ろうと思っていた鴨川と桂川の河川敷は足元が悪そう。
など等あって、元々のコースを走れないので、コースを変えないといけなくなりました。
ただ、元々の企画と準備に時間をかけたにも関わらず、軌道修正は時間もかかることなく、「じゃあ、このコース走ろう」とサクッと決めることができました。
何故か?
それは散々準備していたから、何です。
グーグルマップでどこをどう走ったら何キロになるのか?時間はどれくらいかかるのか?どの銭湯が何時から開いているのか?などの情報を散々収集し、コースを決めています。
だからこそ、軌道修正の時に元々あった情報も活用しながら、新しいコースをサクッと決めることができるんです。
何が言いたいかというと、入念な準備なくして臨機応変な対応はできない、ということ。
逆に言うと入念に準備していればどんなトラブルがあっても大体なんとかなるんです。
私は研修の講師業や講演など、人前で話す機会は多いです。
でも、毎回「これでもか!」という準備をしています。
話をする一言一句まで。もっと言えばこのタイミングでこのボケを入れよう、とか。
もちろん実際はその通りになっていないし、参加者の顔を見ながら話をいているので、話す内容や順番も変化します。
もっと言えば、研修中に色々なトラブルがあって、予定よりも時間が使えなくなる、なんてことは日常茶飯事です。
でも、準備をしているからこそ、どこをどうアレンジして対応するのかがすぐに決められます。
仕事はPDCAって言いますよね。
でも、Dに頼っちゃダメなんです。徹底的な「P」があるからこそ、臨機応変な質の高い「D」が生まれるのです。
****************************************************************
「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
****************************************************************
※メルマガ登録フォーム
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=clearkyoto&task=regist
※メルマガ解除フォーム
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=clearkyoto&task=cancel