清掃の本当の意味とは?_528
2025.05.30
おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。
5Sは仕事の基本として大事にされている企業様が多いと思います。
特に現場を保有している製造業や物流業等。
改めてですが5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾。で、5Sです。
この中でも、整理整頓とかは子供のころからずっと言われているのでなんとなく大事なことはわかっているし、実施している人が多い。
この中でも結構落ちるのが「清掃」だよね、と。
オフィス部門とかだとそもそも清掃は掃除会社に委託しているケースも多いと思います。
でも実はこの清掃。手を抜くと結構えらいことになるんです。
例えば、私は趣味でロードバイク(自転車です)に乗っていますが、ロングライドした後は必ずバイクのメンテナンスをします。
といっても専門的な知識やスキルがあるわけじゃないので、簡単に言うと「掃除」です。
フレームは勿論、ホイールのスポークの一本一本を磨き上げますし、チェーンも洗浄液で洗浄します。
前と後ろのスプロケ(ギアです)も洗剤で隙間すべてに布を入れて磨き上げます。
これすると何がいいか。
勿論ロードバイクは機械なので、綺麗に掃除するとごみやほこりが取れますよね。
それによって無駄な摩擦がなくなり走りが軽くなります。
というメリットともう一つ。それは「異常に気付ける」ということ。
タイヤに亀裂ははいっていないか?何かずれていないか?など触ることで気づけることが多い。だから使った後は必ず掃除をします。
おそらく製造メーカーさんとかは毎日機械の掃除をしますよね?
それも同じ意味なんです。
連休中ということもあり、昨日庭の掃除をしました。
ゴミを拾い草引きをし、庭木の剪定をしました。
これも一緒です。
勿論見た目もきれいになりますが、何より庭の以上の気づくことができる。
上手く育っていない草木もあるし、逆に育ちすぎている草木もある。
知らない間にミント大増殖、なんてことにも気づけたりします。
5Sはその順番が大事といわれています。
整理して、整頓して、清掃して、清潔を維持し、躾でそれらを習慣化する。
一時的に職場がきれいになっても意味がない。
より良い仕事をするための5Sです。
整理整頓されていて清潔な状態が当たり前になっている事。これが良い仕事の土台です。
そのためにも清掃することで異常に気付くことが重要です。
特に「オフィス部門」です。
ホワイトカラーの生産性は意外と高くありません。
でも、基本を見直すことで生産性は爆上がりします。
まずは5Sの意味や目的から布教活動を始めましょう。
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「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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