Know-How ノウハウ

学びを拡げるには?_527

2025.05.27

おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

先日ある研修講師の方の登壇を見学できる機会がありました。
研修の内容的には私もよく登壇する内容(営業基礎研修)なので、内容は十分理解しています。
ただ、講師のバクグラウンドが違うと、伝え方が結構変わるのね、と改めて感じました。

私のメインのキャリアはあくまで人材開発ですし、コアメッセージはコーチングだったり7つの習慣を中心に据えています。
一方でその先生はこてこての営業出身者。
手渡したいメッセージは一緒なのにその切り口や伝え方が違う。
これは勉強になりました。

例えば、お客様とのアイスブレイクのすすめ方。
私は軽く質問を振った後、つい話を聴いてしまう(コーチ故に?)のですが、その先生は意図的に相手が興味ある話を振りましょう、と伝えている。
話を聴く、という行為は一緒だけど、目的的に、相手に話してもらうために質問も考えよう、ということ。

商談の時も相手の話を聴く、というおは一緒ですが、「教えてください」というスタンスで聴き、訊いたキーワードは必ず調べておいて、次回その話もする。営業としての意図が伝わってきます。

など等、コーチ畑の私と営業畑のその先生ではメッセージが大分違いました。

勿論これはどっちが正解とかではなく、自分が成果を出しやすい手段を取ればいい話です。
ただね、ものすごい勉強になったんです。

起業した、といっても実際は私一人の会社です。
いつも一人で活動しています。
勿論様々なことを学び、インプットし、より高い価値を提供できるよう努力をし続けています。

でも、人の話を聴くってやっぱりものすごい勉強になるよね、と改めて実感しました。
読書やセミナーに参加するよりも新鮮で刺激的。
だからこそためにもなっている。

私はいくつかの人事系のコミュニティがあってそこの勉強会も毎回ためになっています。
でも、ここまでバックグラウンドが違う人の話はより新鮮で刺激的です。
そういえば、先日オンラインで面談する機会があった、オーダーメイドの靴屋さんの社長さんの話も刺激的でした。

学びも刺激もとりにいく。

今年のテーマにしてもいいかもな、と思いました。

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     「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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