Know-How ノウハウ

Z世代の扱い方は?_525

2025.05.20

おはようございます!
課長と組織を変える研修コーチ、学庵の森川です。

毎年恒例、怒涛の新人研修期間が終わろうとしています。
ことしも沢山の新入社員たちと一緒に学びの場を創ってきました。

最近の若い者は、と揶揄されることは今に始まったことではなく、私が新入社員の時も同じように、腫れ物に触るかの如く扱われていました。
でも、最近だとZ世代とかレッテルを貼られたり、退職代行を使ってすぐに辞めるからよーわからん、みたいな声を受け入れ側の大人たちから多く耳にします。
勿論私も立場は大人側ですし、年齢も大人側なので、今の若者と感覚が違うことは十分認識しています。

でもね。

基本皆素直ないい子ばかりです。
少なくとも私が今年出会った新入社員たち、5社約170名は。
やんちゃな子もいたし、何も話さない子もいたし、そんなんで大丈夫?と気になる子もいました。

今年は4社すべて2日間か3日間の研修だったので、結構ねっとり絡むことができたことも大きかったです。

こちらが粘り強く関わり続ければ間違いなく皆変化します。
これだけは間違いなく言えます。

研修の時、いい子いい子甘やかすことは一切していません。
できていれば「できている」と伝え、できていなければ「できていない」と伝える。
出来ていないことができるようになれば「出来たやん!」と伝える。
ただひたすら愛情をと期待をもって、関わり続けているだけです。
ただ、できるまで言い続ける。これも愛情と期待です。

新入社員たちはいわば高速道路に合流しようとしている車みたいなものです。
私たち大人が100キロで走っている道に、時速40キロくらいで合流しようとしている。
危ないからこの合流車線(研修期間)でアクセルを目一杯踏み込み、合流しようとしています。

そのアクセルの踏み方がまだ分からない人も多い。でも、教えればできますよね?
間違いなくできるようになります。
だって、私たち社会人がやっていることも、小さな当たり前の事の積み重ねでしかありません。
私たちにできて彼らにできないはずがない。

と期待し続けて是非接してください。

彼らの小さな変化を見つけた時、「感動」というご褒美がまっています。

どの企業様ももうすぐ配属し始めるのではないでしょうか?
今の若者が特別なわけではありません。

毎年恒例「自分たちと違う生き物」がやってくるだけです。

勿論本当にどうにもならないケースもあるし、退職代行とか使ってやめられたら、そりゃあ、萎えますよ。
そういう時は落胆するしかないし、飲むしかないでしょう。
でも、そんなんごく一部です。

しっかりと前を向いている彼らに愛情と期待のシャワーを浴びせまくってください。
やり続けてさえいれば絶対になんとかなんるし、そこに「変化」という「感動」が待っています。

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     「おもろく学び おもろく働く」
■株式会社学庵(manabi-an) 代表取締役 森川 宗貴
■ACC(国際コーチング連盟認定コーチ)
■CDA(Career Development Adviser)
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